今回は、土葺き屋根の葺き替え工事の依頼です。
「土葺き」とは、粘土の高い土の上に瓦を固定させる工法です。
昭和初期頃までは主にこの工法が採用されていました。
土葺きには、
●土が雨水を吸ってくれる
●土に断熱効果がある
などのメリットがあります。
しかし、年数と共に土の耐久性が落ちるため、瓦が落ちやすくなる等のデメリットも。
日本では阪神淡路大震災の際に、被害の大きかった土葺き工法が見直され、
現在では「桟瓦葺き」の工法が主流となりました。
桟瓦葺きでは、土の代わりに「ルーフィング」と呼ばれる防水紙を敷き、その上に瓦を乗せていきます。
端を釘で固定してあるため、土葺きよりも地震に強い点も特徴です。
御自宅の屋根で気になることがありましたら
是非お気軽にご相談下さい 😀